【明治の50冊】(3)一身独立説く「近代の源流」 福澤諭吉『文明論之概略』

 明治150年にあたる今年、産経新聞社では明治年間に書かれた先達の作品を紹介していきます。著作権も切れ、ともすれば忘れがちになる古典をもう一度再認識させてくれる好企画です。  明治7(1874)年3月から1年を費やして書かれ、8年8月に刊行された福澤諭吉の『文明論之概略』。5年2月から9年11月にかけて大衆向けに出された全17編のシリーズ『学問のすゝめ』と同時期に、福澤は本書を執筆した。明…

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【明治の50冊】(2)福澤諭吉『学問のすゝめ』 時代と格闘 文明開化宣言

 明治150年にあたる今年、産経新聞社では明治年間に書かれた先達の作品を紹介していきます。著作権も切れ、ともすれば忘れがちになる古典をもう一度再認識させてくれる好企画です。  明治を代表する啓蒙(けいもう)思想家である福澤諭吉の最も有名な著作『学問のすゝめ』。初編刊行は明治5(1872)年で、大政奉還からわずか4年あまり。封建制度の名残がいまだ濃厚な社会にあって敢然と人間の権利の平等を説き…

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