【敗者烈伝】~江藤新平(下) 負けても貫かれた“正義

 産経新聞で作家の伊東潤さんが日本史の敗者に光を当てる素晴らしい歴史エッセーを連載しています。  ちょうどそんな時、木戸孝允が欧州巡遊から帰国する。時あたかも、征韓論をめぐって参議たちは二分されていた。  木戸は長州藩閥を救うべく、伊藤博文を介して水面下で仇敵(きゅうてき)の大久保利通と手を握る。  これにより政治的駆け引きに敗れた西郷隆盛と江藤新平は、参議を辞して下野することになる。…

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【敗者烈伝】~江藤新平(上)日本史上にも稀な硬骨漢

 産経新聞で作家の伊東潤さんが日本史の敗者に光を当てる素晴らしい歴史エッセーを連載しています。  明治の世となり、維新の主役となった志士たちは元勲となり、日本を近代国家に変えるべく、矢継ぎ早に多くの改革を行おうとした。  しかし、人とは変化を嫌う生き物であり、それを他人から強いられれば、反発を招くだけである。とくに武士たちにとっては、維新政府の改革は物心両面で耐え難いものとなった。  …

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