【私的昭和名曲撰】第1回「サンセット・メモリー」~杉村尚美

画像

 全くの個人的な基準で昭和の名曲を選んでみることにしました。
 私的というからには、ただ単に好みの問題であります。「この曲は好きではないが、巷間言われる名曲だから選ぶ」などという度量の広いところは全くありません。好きでない歌手の持ち歌ならそれだけでダメです。だから松任谷由実とか、おそらくサザンも登場しないでしょう。
 この2組が好きでない理由はあまりはっきりしないのですが、しいて言えば、80年代、合コンで「音楽は何を聞きますか?」という問いに、さして音楽に興味もない奴が「一応、サザンとかユーミンとか好きです。」などと、応えるのが定番となっていた時期がありました。1億総中流などと呼ばれた、今となってはいい意時代でしたが、個性のかけらもないじゃないかと思い、結果的に万人に聞かれるこの2組が好きになれませんでした。松任谷由実に至っては、高校時代、楽屋でサインをもらい、サンドイッチまでごちそうになったのに、何とも恩知らずな私です。
 あと、松山千春も登場しません。松山の曲には『季節の中で』とか『窓』とか、心の琴線に触れる佳曲が多くあるのですが、私はこの男が大嫌いです。理由は二つ。
 第一点は「カメラの前で歌うのは寂しいんだよな」などとぬかしながら、その後シャアシャアとテレビに出始めたこと。この点は拓郎(吉田です。今は、タクローと言えば、GLAYのTAKUROの方を指すらしいです。ちなみの根っからの昭和もんの私は、小室と言えば哲也ではなく等の方です。)も同じです。
 第二点目、それはこいつのスキンヘッドです。ある時期から頭髪の薄さが目立ち始めた松山、突然、スキンヘッドにしてしまいました。こうすると。ハゲてきたのか、頭髪が十分にあってあえてスキンヘッドのしているのかあいまいになります。これはハゲをごまかす禁じ手です。ヅラや植毛よりもずっと卑怯です。谷村新司を御覧なさい。見事に自然の流れに任せて、ハゲてきているではありませんか。何という潔さ。谷村は何曲も取り上げてやりたいです。
 ジャニーズ系は好き嫌い以前に、興味がありません。女性アイドルには大甘です。
 そんなこんなで第1回目を何にしようかと思いましたが、頭の名までサビの部分が妙にリフレインされる「サンセット・メモリー」にしました。ドラマ「炎の犬」の主題歌、歌手は杉村尚美です。あっ、そうそう、いわゆる一発屋は私、大好きです。
 ドラマを見ていた人ならわかると思いますが、夕陽に向かって走るリュウ(主役の犬)の姿がはっきりとまぶたに浮かびます。ただドラマの内容は、リュウが幾多の困難を乗り越え、主人のところに帰り、再び別れを告げるというのは覚えているんですが、これのからむ産業スパイもの部分が思い出せません。
 犬好きにはたまらないドラマ、矢島正明のナレーションも秀逸でした。

   

 「炎の犬」のオープニングはこれ。
   

この記事へのコメント

  • 井出浩司

    日刊ゲンダイの、あの人は今、でも出ない。
    2012年07月28日 17:36

この記事へのトラックバック