仮面ライダーV3 第12話「純子が怪人の花嫁に!?」

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【あらすじ】
 ピッケルシャーク得意の海中での戦闘は持久戦になり、次第に海底洞窟へと誘い込まれていく、仮面ライダーV3、ついに洞窟内に閉じ込められてしまう。首領の指示は、アジトもろともV3を爆破して引上げろとのこと。爆破装置のスイッチが入れられた。あと3分で爆発する。
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 その頃V3は懸命に脱出を図っていたが、人間の10倍の聴力を持つ耳に、時計のセコンドを刻む音が聞こえてきた。爆破される、そう気づいたV3は、ダブルタイフーンのレッドランプを点滅させ、V3 26の秘密 「レッドランプパワー」を起動、エネルギーを倍増、壁をぶち破った。と同時に爆破も起こり、デストロンのアジトが消滅した。
 ライダー隊本部では、立花が風見に、無線で懸命に呼びかけるが、応答がない。そこへ、風見が、ボロボロになって帰ってくる。その表情は暗い。ニ短調に変調されたテーマ曲がBGMで流れる中、純子に仮面ライダーV3であることを、バラシタ奴がいることを告白する。最も知られたくなかった人に、正体がばれたかもしれないということで、風見は落ち込んでいるが、純子の安全を確認していないことを、立花に指摘されて、動揺する。
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 その時、店の外で怪しい男が中をうかがっていた。後をつける風見の前に、戦闘員の攻撃が加えられ、ピッケルシャークも登場する。怪しい男は、ピッケルシャークの人間体であった。アジトもろとも吹っ飛んだはずなのに生きていたV3を、今度こそ仕留めると張り切るピッケルシャーク。三度、戦いの火ぶたが切って落とされた。
 戦いの場は、河川の頭首工とその周辺。水はあるものの、海中のように深くはないので、ほとんど地上戦と一緒。ほぼ互角の殴り合いの後、「V3反転キック」で、あっさり片が付いた。
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 一方純子は檻の中に入れられて、「志郎さん、あなたは本当にアジトの爆発と一緒に死んでしまったの?あなたがV3なのかどうか、とうとう私には答えて下さらなかったのね。」などと、ひとりごとを言っている。そこへドリルモグラが登場、自らの正体がストーカー男、黒田雄二であることを明かす。嫉妬に狂ったドリルモグラこと黒田雄二は、風見が死んだだけでは飽き足らず、純子と結婚すると言い出す始末。怪人に結婚を迫られて、素で驚く純子。怪人の子など産めるわけがないとの思いから、断固拒否するが、聞く耳持たないドリル野郎。
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 そこに首領の声が響く。風見は死んでいないどころか、ピッケルシャークを倒したという。純子の表情に明るさが戻る。ドリルモグラに、V3を速やかに殺せば、純子と結婚させてやるという首領。ドリルモグラのゆがんだ愛を、逆手に取る首領は一歩も二歩もワル。

 純子の行方を探すべく、立花は、ライダー隊の少年を使って情報収集。そこへドリルモグラが参上する。また拉致かと思いきや、伊豆は城ヶ崎の松林まで一人で来いというメッセージを伝える。風見は早速現場に急行するため、車上での変身を行い、サイクロンのスピードを時速400km(ヘッド部の風車が黄色)まで上げる。
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 現場に着いたV3は、岩にうつむいて座っている純子を発見するが、ドリルモグラの攻撃に合う。何とか攻撃をさばき、純子に近づくが、それは人形であった。人形は大音響とともに爆発、V3は、悲鳴を上げ穴の中に落ちてゆく。その現場を純子に見せながら、結婚式を挙げるとほくそ笑むドリルモグラであった。
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 やがて、立花がライダー隊のシゲルらとともに、V3が落ちた穴に到着する。シゲルたちは遠くから落ちるところを見ていたという(オイ、オイ....)。みんなで手分けをしてV3を探すが見つからない。立花は、夕方になったので、これ以上子供を酷使するわけにもいかず、先に返す(どこに返す?家?ホテル?)。
 デストロンの地下アジトでは、赤いウェディングヴェールに身を包んだ純子と胸にバラの花なんかさしているドリルモグラの結婚式が厳かに開始された。立ち合いの神父は、あの犬神博士。ちゃんとサソリ型の結婚指輪も用意されていて、はめると身も心も醜いデストロンになるという。無理やり指輪をはめようとするドリルモグラ。抵抗しきれず、あきらめかける純子。
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 その時、壁をぶち抜き乱入してくるV3の姿が....まさにヒーローらしい、出かたである。純子を先に逃がすと、V3に恋路を邪魔されて怒り心頭のドリルモグラの戦いが始まる。一人の女を巡っての男と男(改造人間と改造人間)の戦いである。激しい肉弾戦がアジト内で続くが、舞台はいつしか地上戦へと移行する。
 女を巡る男の意地とプライドをかけた戦いが続くが、なぜかやや押し気味のドリルモグラが、ドリルで穴を掘って逃げようとする。その機会をすかさずとらえたV3、「V3反転キック」を決めて、ピッケルシャークの時と同様、あっさりと撃破してしまった。
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 気絶している純子を、お姫様抱っこで、抱えてそっと地面に横たえると、静かに去っていこうとするV3。ハリケーンのエンジン音で気がついた純子は、V3の正体が風見であることを尋ねるが、無言で去って行ってしまう。
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 そこへ駆けつけてきた立花に、純子は重ねて、風見がV3であることを確認するのだが、V3が去っていった方向と逆の方向から現れた風見を指さしながら、あっさりと否定されてしまう。純子もそれに納得してしまい、ハッピーエンド。


【特記事項】
① ピッケルシャークはV3が爆死したと思い込んでいたのに、なぜ立花の店に来たのか謎。
② 純子ちゃんが入れられている檻、SMチックでマニアにはうれしい配慮か。なおこの場面で、首領が風見が生きているといい、そのあとでドリルモグラにV3を倒せと言っているが、これでは風見の正体が純子にバレバレなはず。しかし、それにもかかわらず、ラストで、おやっさんにコロッと言い含められる純子ちゃんは、天然!?
③ 今回最大の疑問点は、少年ライダー隊の隊員が、伊豆城ヶ崎の松林の現場を見ていたという点。ライダー隊の本部は、東京世田谷。立花は、近所ではなく、遠くの伊豆くんだりまで、子供を派遣して探させていたことになるが、全員自転車に乗っていた。まさか、サイクリングをさせたわけでもあるまい。

この記事へのコメント

  • ウルフオルフェノク7733

    (ドリル野郎)に笑いました。
    無理矢理結婚だと純子ちゃわんに相手されないのは当然だろ、ドリル野郎(笑)
    ドリル野郎が一時的でも人間の姿に戻らなかったのが気になります。
    2018年09月18日 04:01

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