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help リーダーに追加 RSS 旭山動物園カプセル・ズーVOL.1〜旭山動物園ヴィネット

<<   作成日時 : 2007/05/19 15:27   >>

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 海洋堂の博物館シリーズの第3弾。「国立科学博物館 カプセルミュージアム」「日本水族館立体生物図録」もそれぞれにすばらしい仕上がりだったが、この「旭山動物園カプセル・ズー」は、海洋堂の実力のすごさを見せつけられた作品。それは恐ろしくさえある。
 旭山動物園ものは昨年、ファミマ限定で今回と非常に良く似たラインナップのものがあった。具体的にいえば、1『飛ぶペンギン』2『巨体のダイビング』3『マリンウェイ遊泳』4『人工の森のヒト』が共通テーマ。しかしその差は歴然、飲料水のおまけと単体商品としての違いを考慮しても、なおである。
 1『飛ぶペンギン』は、ファミマ版は水駐屯得るから見上げたものをただ形にしているだけ、飛ぶという表現をするためにくちばしを長くしているだけ。一方の海洋堂版は、水中と水上の2場面を一体化し、鳥=飛ぶというイメージを最大限に表現している。
 今回最も衝撃的だったのは2『巨体のダイビング』。水中に飛び込むという行為に、誰もが連想する舞い上がる水しぶきを水面でなく、水中への水泡として表現している。対象を細かく観察しなければできない作品である。ファミマ版の笑顔で飛び込むシロクマはあり得ないのだ。
 3『マリンウェイ遊泳』の、上昇姿勢でなく下降姿勢で造型した斬新さ、4『人工の森のヒト』の綱渡りを背景に後退させ生みだした、パースペクティブ効果など、いずれも見事。
 5『咆哮するトラ』、やはり松村しのぶ、ひと味もふた味も違う。6『雪上のキングペンギン』、イケメンお兄さんは、ご愛敬。
 今回感じたことは、対象をつぶさに観察し、そこから得られるイメージをいったん細かな要素に分解、さらにそれを作者の自由な発想により再構築しているということ。それこそが、見たままをそのまま作るというより、はるかにリアリティがある所以なのだろう。

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(ファミマ版)
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1《ぺんぎん館》―飛ぶペンギン
2《ほっきょくぐま館》―巨体のダイビング
3《あざらし館》―マリンウェイ遊泳
4《おらんうーたん館》―人工の森のヒト
5《もうじゅう館》―咆哮するトラ
6《ペンギンの散歩》―雪上のキングペンギン

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